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焼き芋 土力

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コラムcolumn

焼き芋について

2018.09.25

焼き芋の歴史

江戸時代からつづく焼き芋の歴史
飢饉対応食からスタートした安くて甘い人気者

当時の焼き芋は、腰の高さほどある壺の中に炭を入れ、壺の内部の空気を熱して焼く中国伝来の壺焼き方式が一般的。釡で熱した石で焼く石焼き芋は、戦後昭和26年、三野輪万蔵という人物の考案によるもの。

石焼き芋は、それまでの壺焼き式に比べ、短時間で大量の調理が可能。
さらに三野輪氏は前職のラーメン屋の経験を生かし、石焼き芋用の道具一式をリヤカーに乗せ移動販売を行ったため、販売場所を選ばないメリットもあり、結果として一気に焼き芋のスタンダードなスタイルとなりました。

また昭和のころまでは、寒い冬の日に枯れ葉を集めて燃やしたたき火の最後のお楽しみとしても親しまれ、焼き芋は冬の季語にも指定されています。

焼き芋のトレンド 

むかし懐かしいが、いま目新しい?
固定店での焼き芋販売に
ふたたび注目が集まっています

焼き芋のイメージといえば、三野輪万蔵氏考案の移動式石焼き芋が一般的ですが、最近のトレンドとして、かつての販売形式として主流であった壺焼き式の焼き芋に再び注目が集まっています。壺焼き式は炭火の遠赤外線の輻射熱を利用し、石焼き式に比べて低温で長い時間をかけて調理するのが特徴。

じっくり熱を加えられた芋は、デンプンの酵素分解がより促され甘味が強くなります。また焼き芋といえば、軽トラックでの販売の印象が浸透している現代人には壺の形が目新しく、人気の要因にもなっています。

ほかにも電気式の自動焼き芋機などが登場し、スーパーやコンビニなどでも販売を開始。これまでの移動販売というイメージが覆り、固定店での販売が誕生し、いつでも買える場面が増え、焼き芋の消費拡大につながっています。さらに焼き芋にはこれまで、紅あずまなど一般的に流通しているホクホクとした食感の品種の芋が使用されていました。しかし近年では安納芋に代表されるような甘味が強く、独特のねっとりとした食感が特徴的な品種も登場し、人気を集めています。

焼きの芋ブーム

時代のうつり変わりに変化する焼き芋ブーム
現在は健康志向の追い風で
4度目の焼き芋ブームが到来中!

江戸時代後期に登場し、現在まで食べ継がれている焼き芋には、これまで3度のブームが起こり、今は4度目となるブーム静かにが進行中。第1次ブームとなった江戸後期、安くて甘い焼き芋は「栗より甘い十三里」と呼ばれ、焼き芋ブームが起こりました。歌川国貞の浮世絵にも多数登場するなど人気のほどが伺えます。

第2のブームは明治に東京で人口が増加した時期に到来。安価の食糧として注目が集まり、ブームとなり夏場のかき氷屋店と兼ねたお店が多数誕生しました。

その後、サツマイモは戦時中の食糧統制を受けた結果や洋菓子の登場などにより一時期衰退。第3のブームは、戦後の食糧難、高度成長期、移動式の石焼き芋の誕生などの要因が重なって起こり、大阪万博時代のファーストフードやコンビニの登場まで続くこととなりました。

さらに現在は健康志向などの要因によって、砂糖など使用せず自然の形により近い状態である焼き芋がヘルシーであると再度注目を集め、第4次ブームが到来。また、これまでのイメージに捕らわれない焼き芋も登場しています。

一例として茨城県の農産直売所が焼き芋を冷凍した冷たい焼き芋を販売。解凍具合によって変化する食感が人気を呼び、県のおみやげ大賞を受賞しています。また焼酎の原料に焼き芋を使用し、独特の甘みや香ばしさを持つ、焼き芋焼酎などにも注目があつまり、意外な方面からも焼き芋のブームの追い風となっています。